語り場@リーダーズカフェ

2016年3月8日(火)に、関西学院大学を卒業・就職するおふたりに、学生生活のこと、就職活動のこと、など様々なことをお聞きしました。

奥村 悠斗さん

出身:岐阜県八百津町

学部:文学部

就職先:大手製薬会社

 

小田原 亮介さん

出身:広島県尾道市

学部:経済学部

就職先:県警察本部


     どんな学生生活を送っていましたか?大学で力を入れてきたことなどを教えてください

 

(奥村さん)

グリークラブに所属していました。生活の8割はグリー。もう歌ってばっかりでした(笑)。昔から、クラス合唱などで歌うことが好きでしたが、部活などはありませんでした。大学に入学した後に、全国レベルで活躍するグリークラブがあると知り、ふつふつと歌への思いが湧いてきました。通常時は、週4回、夜69時に練習。平均週に1度はある、演奏会の準備などで残業も多く、帰宅が0時をまわることもありました。グリークラブは伝統があるクラブで、オールドファンも多く、歌うことで皆さんが喜んでくれるのが何よりうれしかったです。曜日が固定できる塾講師バイトもしていました。

 

(小田原さん)

大学生活ではとにかく目いっぱい遊びました。両親からも「とにかく遊べ!そのかわり4年間必ず卒業!」と言われ、その通りに過ごしました(笑)。特に、友だちと車やバイクであちこちにツーリングに行っていました。日の出を見に和歌山に、カツオを食べに四国に行ったりもしました。人と喋るのが好きで、ツーリングの道中にいろんな会話をするのが自分にとってはとても楽しい時間で、有意義な情報収集の場でもありました。近くの焼き鳥居酒屋で4年間バイトも頑張りました。時給は通常1000円、深夜は1250円。ホール→ドリンク作り→キッチン→やきとり焼きと慣れていくとステップアップしていくのでやりがいもありました。

 

 

    就活についてお聞きします。

1.      どんなスケジュールで就活を進めていきましたか?概要を教えてください。

 

(奥村さん)

3回くらいから就活を意識しはじめました。2年まで教職も取っており、教員だけでなく公務員も考えてました。でも、両親や周りからも「奥村は公務員や教職に向いている」と言われるのが、自分ではすごく嫌でした。あまりに自分らしすぎるのではなく、もっと可能性を試したかったんです。何になるか分からない方がワクワクできますしね。12月から企業とコンタクトを取り始め、最初はベンチャーもまわりました。最終的に、化学メーカー2社、印刷会社1社、製薬会社1社から内定を8月ごろもらい、某市役所も最終面接まで行きましたがお断りしました。

 

(小田原さん)

2回生の頃からぼんやり将来を考えだしました。「どうも自分はサラリーマン向きではないなあ」と思いつつ、7つ年上で警察官の兄に相談したら、「警察官、しんどいけど楽しいぞ」と言われ、徐々にその気になってきました。とはいえ、当初は公務員試験と民間企業への就職併用で始めました。民間企業は大企業にはいかず、兵庫か広島で働けそうな中小企業を中心にまわりました。最終的に、スーツの会社と不動産会社から内定をもらえた後、本命の警察公務員試験に8月からとりかかりました。体力試験、面接、入寮前の説明会と進み、無事に警察官試験に合格・内定となりました。内定貰った2社からのオワハラはありませんでした。 

 

2.      一番苦労したことは?

 

(奥村さん) 

面接に苦労しました。ES作成やGDはもともと得意。自分の考えもしっかり持てていたので、面接も自信はあったんですが、いざ面接本番になり11になると、詰まってしまい、うまく喋れない・・・。20社くらい連続で落ちた時はさすがに落ち込みましたが、ある日を境に内定がポンポンと出だしました。というのも、同じ下宿で企業インターンに臨んでいるふたりの後輩の面接練習に付き合っていた時に、いい面・悪い面がつぶさに見えてきて、それをもとに自分も修正できたのが大きかったです。面接は、内容よりも、いかに分かりやすく伝えるかの方が重要だということに気づきました。だいたい聞かれることは、志望動機・頑張ったこと・入社後何がしたいか?の3つくらいですしね。

 

(小田原さん)

私は人と話すのは得意だったので面接は問題なかったんですが、ESが全く書けませんでした・・・。まず、自己PRが恥ずかしくて書けない(苦笑)。エピソードを織り込んでも、どうしても自慢ぽくなってしまい、素直に書けない。「頑張ったこと」も、遊んだことばかりでちょっと書きにくい。遊びより、バイトのことの方が話を広げやすいのでそちらを書いていました。切羽詰って、友達にESを書いてもらったりしたこともありました(笑)。

小田原さん
小田原さん

 3.      就職先に決めた「決め手」は何でしたか?

 

(奥村さん)

会社の評判とフィーリング、ネームバリューです。自分に見栄っ張りなところがあり、誇れる会社だと思いました。それに、大きな会社を蹴る勇気がなかった。正直、印刷会社の方がやりたいことができそうだったんですが、大手企業を蹴ったことを間違いなく後悔するだろうなとも思い、決めました。

 

(小田原さん) 

警察官は、自分にとって誇れる仕事です。将来、自分の子どもに「お父さん、警察官!」と言えるのはカッコいいかなと。自分自身も、大企業の課長より警察官の方がカッコいいかも。書類に追われる毎日よりも、事件の捜査に汗を流す方が性に合っている。犯人を逮捕できたら、みんなに喜んでもらえるし安心してもらえますしね。


4.      就活を進めるにあたって、どなたに相談しましたか?

 

(奥村さん)

まずは、親や親戚に相談しました。あとは、グリークラブの顧問の先生。一緒に就活を頑張った友だちがいたことも大きかったです。皐月さんにも何度か話を聞いてもらいましたね。内定をもらった後に、最後の1社に絞るのが一番悩みました。

 

(小田原さん)

やっぱり、兄の影響が大きく、いろんな話を聞きました。あとは、高校の時の塾の先生。それと、友だちのアドバイスも大きかったです。早くからベンチャー企業など就活を積極的に進めていた子で、公務員試験の方に軸足を置いていて民間の方はあまりやらなかったので、ESの添削だけではなく、就活情報もいろいろ教えてもらいずいぶんと助けてもらいました。  

 

 

5.      就活が始まる前と、終わった後。イメージに違いはありましたか?

 

(奥村さん)

グリーの先輩がみんないい企業に就職しているのをみて、自分も行けると思っていましたが、実際大企業から内定をもらうまでは茨の道でした。選考に落ち、持ち駒が減っていく時期は本当にきつかったです。 

 

(小田原さん) 

同じく、思っていたよりしんどかったです。公務員試験は予想通りでした。民間企業への就活は大阪などに出ることが多く、電車代や喫茶代など金銭的な負担が多かった。就活用資金を溜めていてよかったですが。

小田原さん
小田原さん

6.      就活を終えて「こうするべきだったな・・・」など心残りはありますか?

 

(奥村さん)

キャンパス開催の説明会で、最初に上ヶ原で開催される大企業ばっかり行き、後半に梅田で開催される隠れた優良企業に行かなかったのは失敗だったかも・・・。大企業が終わると上ヶ原を離れ企業個別の選考会に行かないといけないのでしょうがないのですが、それにしてももったいない。梅田開催は参加人数も少なく、逆にねらい目。狭き門の大企業ばっかりが手持ち駒だと、最終的に落ちまくって、ショックも大きいです。梅田開催のも行っておくべきですね。

 

(小田原さん)

西宮市役所を受けておけばよかった・・・。SPIだけで受験できるのを知らずに、最初から諦めていました。

 


     学生生活を振り返って、就活について「これをしておけばよかった」ということはありますか?

 

(奥村さん)

部活が充実していて、大成功でした。一方、入る学部とゼミの選択は失敗でした。日本史が得意だったので文学部に行きましたが、もっと将来のことを考えて学部やゼミをもっと慎重に選んだらよかった。ゼミも自分にはちょっと緩すぎました。あとは、TOIECもやっておいたらよかった。受けてなかったら、TOIECの欄はゼロ点。英語は得意だったのでもったいなかった。旅行ももっと行きたかったですね。ちょっと節約しすぎました(苦笑)。

 

(小田原さん)

運動系の部活に入っておけばよかったなあと。高校時代にやっていた野球を体育会でやってもよかった。周りに、 軽音サークルで熱心にやっている子は、頑張ったこととしてしっかり形になり、就活にも生かせる。運動部の試合なども、成果が目に見えますよね。頑張ったこととしてアピールもできます。あとは、資格の勉強。簿記・FP・宅建などもやっておけば幅が広がりました。あとは、北海道をバイクで一周したかった!

 

 

   就活中に驚いたこと、意外だったことを教えてください

 

(奥村さん)

巷に出回る就活関連の噂は、ほとんどがウソですね(笑)。採用にインターン枠なんてないし、「リクルーターつかないと落ちる」なんてのもウソです。ずいぶんと振り回されました。

 

(小田原さん)

説明会の解禁は3月スタートということなのに、3月前から囲い込みが始まっているのに驚きました。あと、面接官の人がすごい目でこちらを見てくるので、負けないように視線を反らさないようにしていました(笑)。 

 

 

  どんな社会人になりたい?、会社で何を頑張りたい?など、将来の抱負をお願いします

 

(奥村さん)

周りから信頼される、いないと困る、必要とされる人間になりたいです。自分は、後輩と接するのは得意ですが、先輩は少し苦手です。敬語が硬く、愛嬌がないという自覚があるので、これから克服していきたいです。

 

(小田原さん)

社会人の人を見ていると、見るからに疲れている人が多いので、自分は常に笑っていたいです。いつも楽しそうにしていたい。それと、「あいつ、変わったなあ・・・」と言われないようにもしたいですね。社会に出ると色々あると思いますが、思い悩みすぎないように、自信を持って過ごしたいです。

 

 

   最後に、リーダーズカフェで活動についての期待やアドバイスがあれば、ぜひお願いします!

 

(奥村さん)

日経読む会に私は参加していましたが、毎回複数の記事に触れることにより、知らないことがまだまだあると実感できました。ESの作成時や筆記試験で「最近気になったニュースは?」と聞かれることがよくあり、その時も難なく書くことができました。日経読む会を通じて、可愛い後輩もできたのもうれしかった。もっと縦や横のつながりやコミュニティになったらいいなと思います。

 

(小田原さん)

私は、日経読む会には参加しませんでした。硬いイメージがあり、とっつきにくかったです。討論したりしているとは知らなかったので、もっと参加しやすい雰囲気、例えばお花見などイベントがあったら、最初のハードルは下がるだろうなと思います。皐月さんなどは、友だちや親と違って距離があるから、逆に話しやすいところもあります。社会や就活などのもっと初歩的なこと、例えば「商社って何?」「営業って何?」、他には業界ごとの概要説明、四季報の読み方、あるいはネクタイの結び方やスーツの着こなし方(笑)なども教えてほしかったです。

 

(主催者)

今日は、長時間たくさんのお話を聞かせて頂き、本当にありがとうございました。

4月からの新生活、体に気を付けて、頑張ってください!