2016年5月25日(水)に、就職活動のこと、大学生活全般のことなどをたっぷり語って頂きました。
西澤 洸樹さん
出身:埼玉県入間市
所属学部:関西学院大学 経済学部・法学部の2つに所属
就職先:大手衣料品メーカー
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第1部:就職活動について
就活で苦労したこと
・就活情報が少なかった。思った以上に情報を集めるのが大変だった・・・
・東京~大阪間の移動が体力的に大変・・・
最終的に就職先を決めた「決め手」は何??
自分の軸は以下の3つ
①歴史:日本史や世界史が昔から好きで、それとファッションを結び付けた
②世界:留学や旅行で世界を知る
③店舗:ブランドショップをあちこち回り、働く姿をイメージ
この3つに一番合ったところに就職することにしました。
誰に相談した??
・同期(同級生)。10ヶ月留学に行っていたため、すでに社会人になっている友人にいろいろ聞けた
・皐月さん、親
就活していて、イメージに変化はあったか?
・関学生は就活意識が高いし、採用企業からの評価も高い。自信を持ってもいい!
・人としての最低限のマナーだけちゃんとしていたら大丈夫!おじきの角度とかはどうでもいい(笑)
「ここに気を付けたらよかったなあ」など、改善点
・もっと無駄を省けた。訪問企業の選択肢が多すぎたので、もう少し絞ってもよかった
その他、就活で気づいたこと
・自分の場合は、「狭く、深く」業界研究をしたことが役立った。
・ただ(クラブやサークル・ボランティアなど)何をしたかだけでなく、「そこで何を学んだのか?」を追求することが重要。「勉強しました」だけでは弱い。
・自分の場合は、「ニューヨークの大学に行って、『日本人は中立の立場でコーディネートしたりするのが得意。これが世界の中での日本人の役割だ!』と気づき、学んだ」ということを一貫して就活で話してきた
どんな社会人になりたいか?
・世界を渡り歩く、「Fashionista」になる
就活のコツ
・たくさんの企業が集まる、合同説明会に行くのはあまり意味ないかも・・・
・スケジュールは細かく決める。
・「A社とB社の日程が重なったら、B社を優先する」など優先順位は明確に。1か月先をシュミレートしておく。
・説明会や面接には、「学びに行く」「話を聞きに行く」「新たな発見を得に行く」「業界の人に会いに行く」という気持ちで。
・面接は、最後の「何か質問ありますか??」がとても重要!ここで深い質問ができれば、きっと好印象を持ってもらえる。
・大・中・小など規模にかかわらず、自分のやりたい仕事のある企業へ!
・就活は、楽しく、有意義に!
第2部:留学など大学生活全般について
高校時代は何をやっていたか?
・中学、高校とサッカー部に所属
・高校にはスポーツ推薦で、大学には指定校推薦で進学
・高校時代は、夏休みに海外にファームステイなどに行く
なぜ関学に進学したか?
・グローバルな視点
・きれいなキャンパス
海外への思い
・計24か国を訪問。ヨーロッパが中心だが、カタールやUAE、メキシコなどにも行く
・留学は、ミラノに3ヶ月(ジョルジオ・アルマーニに会う!)、ニューヨークに10ヶ月(ブランド立上げなど)。
・数々の旅行からの学習欲求(「あれみたい!」「こんな人に会いたい!」「あのブランドショップに行きたい!)から留学に発展した
アルバイト
・ガソリンスタンド
・ラジオ放送局
・スタイリスト、ファッションアドバイザー
・オリジナルブランドの立ち上げ
など。お金だけでなく、自分の好きなこと、学べることがいいと思う。
長期休暇
・外に出てみる。海外だけでなく、国内も。
・旅行、インターンシップ
・社会人とできるだけ接する
学生生活を振り返ってみて
・好きなことを、好きなだけ挑戦した!
皆さんに薦めたいこと
・読書、新聞 ⇒ 自分の好きな分野を探す、広げる
・「目的を持って」海外を体感する
・大学の授業は、少人数制がおススメ。特に国際学部に多い。
・自習スペースの確保 ⇒ 図書館、ラーニングコモンズ、リーダーズカフェなど
・学ぶスタイルの確立 ⇒ 自分の場合は3つ同時並行
★主宰者所感
とにかく濃密な2時間でした。
いろいろ経験してきたはずの40代の私がこれだけ心揺さぶられたんですから、学生さんにとっては大きな刺激になったことでしょう!
「自分の好きなことが認識できている子は、ぶれないので強い」ということと、「やはり海外から得られるものは計り知れないくらい大きい」という、この2つを西澤さんから教えてもらいました。
このあたりをしっかり踏まえた上で、我々リーダーズカフェも運営していきたいと思います。
貴重なお話の数々、本当にありがとうございました!